誹謗中傷メッセージの被害に遭遇したら、弁護士か地元の法務局に

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ネットの魅力は匿名性による本音トーク

インターネットは全ての人々に入り口が開かれたメディアです。既存のメディアは一般人には手が届かない存在となりました。自分の意見を気軽に世界に向けて配信する事が出来るのはインターネットだけが持つ優位性です。
また既存のメディアよりも、カジュアルに自分の気持ちや日々の出来事、ちょっとしたメッセージを発表しやすい環境が、インターネットにはあります。
個人のブログや掲示板やチャットやソーシャルメディア等、こういった媒体を使えば、気軽に世界の人々と意思疎通をしたり、自分のメッセージをネット上に発表する事が出来ます。

ネットの強みに一つに、匿名性があります。
リアルの人脈の中では、言えない意見も言わば覆面をした状態で互いにコミュニケーションが取れるネット掲示板やSNSであれば、気軽に本音で語り合えます。
匿名だからこそ腹を割って話せるテーマがあるのも事実、家族の悩みや体の悩み、社会問題や政治や経済問題など、こういった分野の話題は、むしろ互いにハンドルネームなどの匿名に近い状態だからこそ、楽しく話せるメリットがあります。

多くの人々はネット掲示板やソーシャルメディアを会話のツールとして誠実に利用していますが、最近はネット利用者の人口が爆発的に増加して来たため、残念ながらごく一部ではありますが、匿名性を悪用して、特定の個人を影から誹謗中傷して鬱憤を晴らすマナーの悪い人々が急増して来ました。

悪質な書き込みへの対抗策

実名で投稿された批判的意見や論理的に自分の悪いところを指摘する鋭いコメントなどには、真摯に対応しなければいけませんが、明らかなデマや嘘の情報を含む誹謗中傷に対しては厳格に対処する必要があります。
デマや嘘の情報を放置すると、他のユーザーがそれを事実と認識し、ネット上に揺るがない真実として拡散されてしまいます。

ただ、悪質な書き込みをする人々は匿名性を巧みに利用している事が大半です。
自分一人では悪質な人物を画面から特定するのは限りなく困難です。
酷い誹謗中傷や人権侵害の行為に遭遇した場合は、誹謗中傷に強い弁護士か、地元の法務局に相談しましょう。

法務局にはネットの誹謗中傷に強い専門家が揃っており、相談する事で適切な助言が受けられます。ネットに強い弁護士も、経験が豊富なのでどういう対策が効果的で、効率的かを判断できます。

基本は助言を聞きながら自ら対応するように促されますが、非常に悪質性が高い場合は法務局のスタッフが代理でプロバイダの方に、誹謗中傷メッセージの削除などを要請してもらえます。
かつては野放しだったネットの書き込みですが、今では法改正がなされており、法務局が調査と要請を行う事で、人権侵害に該当する書き込みはほぼ確実に削除されます。